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こんにちは。りくおです。
先日、誰でも「売れる人」になるマーケティング入門書である
「ドリルを売るなら穴を売れ」と言う本を購入しました。
結論をいうと、ストーリー形式となっており、非常にわかりやすかった!
マーケティングの基礎を押さえたいならこの本があれば間違いないと思います。
では順を追って説明していきますね^^
「ドリルを売るには穴を売れ」佐藤義典
まずは、本の説明からしていきます。
- 著者:マーケティング脳トレーナーMBA&中小企業診断士 佐藤 義典
- 値段:定価本体1429円
- 発行部数8万部突破
- キャッチコピーは「お客様はモノではなく価値を買っている」
序章から第五章までの全六章構成となっていまして、
章ごとの終わりには省の内容に沿ったサブストーリーが描かれています。
ストーリーのあらすじをまとめますと、こんな感じです。
主人公である平岡商事に勤める「売多真子」(うれたまこ)が、廃業寸前のイタリアンレストランを2カ月以内に立て直すように社長に命じられる。
マーケティングをしたくて入社した真子だが、実際に担当になってしまうと何をすればいいか分からず途方に暮れていると、従妹である人気コンサルタント「売多勝」(うれたまさる)にヘルプを求めることに。
果たして売多真子は平岡商事のレストラン事業を復活させることができるのか・・・
という感じのストーリーでして、読者である僕たちと売多真子が同時にマーケティングを学んで成長していくというようなサクセスストーリーとなっています。ほんとにマーケティングの「マ」の字も知らないような人でも理解しやすい本です。
重要な4つのキーワードを学べる
この本では重要な要素を4つに分けて説明してくれています。
- ベネフィット
- セグメンテーションとターゲット
- 差別化
- 4P
ベネフィット
ベネフィット(Benefit)とは、通常は「利益」と訳されることが多いですが、
この本の中では、「顧客にとっての価値」と意味付けされています。
本のタイトルが「ドリルを売るなら穴を売れ」なのは、ベネフィットが関連しているんですね。
簡潔に説明すると、
売り手はドリルを売りたいが、買い手はドリルを使って穴をあけるということに価値を感じている。つまり、買い手からしたら穴をあけられる道具なら別にドリルでなくても良いという事で、両者の間にひずみができてしまっているのだ。
そのためには企業はどうすればいいのか?
その答えがこの本に書かれています。是非ご自分の手に取って読んでみてください^^
セグメンテーションとターゲット
マーケティングの基礎中の基礎である「セグメンテーション」と「ターゲット選定」についても分かりやすく解説してくれています。
- セグメンテーション→顧客を分ける事
- セグメント→その分けられた顧客のグループの事
- ターゲット→そのセグメント中から狙う顧客
一部の内容を書き出すとこんな感じで、
本書ではさらに詳しく書かれています。
差別化
差別化とはその名の通り、他の商品との違いを創り出すことで、
マーケティングの中でもかなり重要な部分でもあります。
本で紹介されているのは、手軽軸・商品軸・密着軸の3つの差別化戦略です。
- 手軽軸:早く安く簡単に手に入るもの。クオリティはそこそこ。
例)ファストフード店など - 商品軸:とにかく品質の高さを追求するもの。値段は高級。
例)ルイヴィトンやゴディバなど - 密着軸:顧客の事をしっかり把握するもの。リピート率を上げる。
例)行きつけの飲み屋、喫茶店など
個人的に一番勉強になったのは、この差別化の部分で、
今まではいい商品を作ることだけがベストであるとだけ考えていましたが、
これを聞いて色んな戦略があるのだと知りました。
4P
4P(フォーピー)とは、顧客に価値を提供し、その対価を貰うための具体的手段、
また、価値を現実化させるための施策のことを指します。
- Product(製品・サービス):これ自体で顧客に価値を提供される
- Promotion(広告・販促):製品の価値を顧客に伝える
- Place(流通・チャネル):実際に顧客に価値を届ける経路
- Price(価格):これを集金して価値提供の対価を貰う
この本を買うべき人
- マーケティングに興味があり、これから学びたいと考えている人
- 自社の商品をもっと売りたいと願う人
- ストーリー形式でわかりやすい解説が欲しい方
上記に当てはまる人は、購入をおススメします^^
必ず、あなたの力になってくれるはずです。
この本が向いていない人
- マーケティングについてかなりの知識がある方
- レベルの高い情報を求めている方
- ストーリーなしで、しっかりと読みこみたい方
これらに当てはまる方にはあまりお勧めできませんね。。
内容がマーケティング初心者向けですので、
熟練マーケターの方には既知の情報ばかりかもしれません。
まとめ
「ドリルを売るには穴を売れ」は面白く、楽しくマーケティングを学べるので、
マーケティングをこれから学びたい人に超おススメの本です!
ただ、マーケティングというものは実践してナンボです。
知識だけを集めても、結果はでません。
得た知識を使って、実践で活かしてみましょう!!
では!!
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