「書くのがしんどい」という本を読んで文章を書く時の考え方がガラッと変わった。

こんにちは。りくおです。

先日本屋に行って、よさげな本がないかと見回っていると、
こんな本がありました。

竹村俊助さんの著書なんですが、
タイトルのインパクトがすごすぎて、買っちゃいました。笑

文章力を上げたいと考えていたので、ちょうどいい出会いでした。

チャプターごとに分かれていて、

  1. 「書くことが無くてしんどい」~書く以前の「取材」と「思考法」~
  2. 「伝わらなくてしんどい」~分かりやすい文章」の基本~
  3. 「読まれなくてしんどい」~文章を「たくさんの人に届ける」方法~
  4. 「つまらなくてしんどい」~商品になる「面白い文章」はこうつくる~
  5. 「続かなくてしんどい」~書くことを「習慣」にする方法~
  6. 「書けば人生が変わる」~「しんどい」の先にある新たな自分~

という全6チャプターがあります。

文章を書くことに対する、それぞれの「しんどい」を乗り越えるためには、
どうすればいいかが記されています。

僕は特に、「書くことが無くてしんどい」という悩みを持っていたので、
最初のチャプターが一番響きました。

この引用を見てください。

コンテンツメーカーではなく、メディアになればいい。
自分の事を発信するのは難しくても、自分の周りで起きたことや、
自分の心が動いた瞬間を書いてみればいい。

情報やコンテンツはすでにありふれている。
「全く新しいもの」を発信するのは非常に難しい。
でも、唯一無二の存在である、あなたを通して発信することに意味がある。

引用元:「書くのがしんどい」竹村俊助 発行所:株式会社PHP研究所

自分の中からコンテンツを作るのではなく、
自分が「メディア」になって、外部の情報を発信していけ。

その情報は、すでに存在するものであっても、
”あなた”自身を通して世の中に発信することが重要である。
ということです。

これを見た時に、
「うわ、自分の中からばっかり情報を探してたわ」と気づかされました。

自分の中になんて何もないんですよ。からっぽなんです。

だからこそ、外部に「取材」をしに行き、
「ネタ」を集める必要が出てくる。

外に出て、何かを経験するのも取材だし、本を読んで情報を得るのも取材です。

面白いコンテンツを作るためには、おもしろいネタを用意しなければなりません。

今までの「書く」は、机に座ってPCに向かってうんうんと考えて、
書いては消して、書いては消しての繰り返しでした。

しかし、これからの「書く」は、

取材をして、その集めた情報を編集する。と思えばいいのです。

作家ではなく編集者になろう

人間、何かを生み出すことは苦手なのです。
スラスラと書きたいことが生まれてくる人や、すばらしい音楽を創り出せる人は天才です。

でもほとんど人は、それが難しい。

ですが、人間は編集は得意なんですね。
友達に「俺のレポートを読んで、添削してくれ!」と言われたら、皆さんできますよね?

「ここの文脈がおかしいから、こうした方がいい」とか、
「この漢字がおかしいし、あとここも、もっといい例えがあるんじゃない?」と指摘できます。

だからそれを、自分の文章にも利用すればいい。

どうすればいいのかというと、

一つテーマをきめて、それについて自由に書いてみるんです。
もうほんとに、文脈とかおかしくなってもいいし、例えが無茶苦茶になってもいいです。

自分の指が動くままに文章を書いてみる。

そうすれば気づいたら、1000字とか2000字とか書けてますんで。
だまされたと思って一度やってみてください。書きたいように書いてみるんです。

ちなみに今も書きたいように書いています。
そうこうしているうちに1500文字に達しました。笑

で、その出来上がった文章をいったん寝かします。
これが重要です。一度その文章から遠ざかってみる。

一時間とかでもいいし、いったん自分が寝てみてもいいです笑

そして時間が空いたら、もう一度その文章と向きあいます。
その時に自分は、「書き手」ではなく「編集者」として、その文を編集するんです。

さっきも言ったように、人は編集をするのは得意なので、スラスラと編集できます。

ちなみに、編集するときのポイントとして「かなり厳しく校正する」ことが重要です。

どうすれば読みやすい文章になるか、読んでいて飽きられないかをチェックする。
段落などで、文のリズムを作ったり、マーカーを引いて重要なポイントを強調したり。
ところどころに画像を埋め込むのもいいですね。

もともと2000字あったものが1000字とかになるかもしれません。
でもそれは、無駄が省きに省かれ、読みやすい文章が出来上がった証拠です。

文章で一番いいのは、できるだけ短くわかりやすく伝えることですからね。
無理にながながと書く必要はない。

完璧主義になりすぎない

それと、60%の出来で良いから、投稿してみるというのも大事です。
完璧主義になりすぎない。

完璧主義になりすぎると、作業のペースが格段に落ちます。
それも、完璧かどうかなんて自分じゃわからないですよね?

相手に読んでもらって、「面白い!」って思ってもらうのが完璧なら、
一度読んでもらわないと判断できないです。

自分が勝手に「完璧だ!」と思って、書いた文章も、相手に響かなければ、
完璧でもなんでもないですよね。

ブログは、いつでも更新がすることが出来ますしね。
本との違いはここです。

60%のものを一度出してみて、そこから、
100%にできるだけ近づけていく。というマインドを持ちましょう。

ブログに関してですが、「毎日投稿」はできるだけするようにしましょう。
ここは、60%でやってはだめです。

・60%でいいから、毎日、記事を書こう。〇

・完璧な記事を60%の更新頻度で投稿しよう。×

続けているうちに、自分の実力が底上げされて、
60%でもかなり満足されるコンテンツを作れるようになります。

P.S.


と、こんなふうに書いてみました。

これが僕の現段階での「60%」です。

それなりに面白い内容が出来上がったのではないかと思います。(ほんとか?笑)

もちろん、今後これを改善していきます。
一度投稿したものを編集しなおせるのがブログの強みですから。

では、今回はここまでにします。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました!!

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