「本当にやりたいこと」を優先するために、断る勇気を持とう。

断る勇気



こんにちは。りくおです。


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突然ですが、日本人は断ることが苦手です。

「断ったら相手の事を傷つけてしまうのではないか?」

「断ることで自分の信用が落ちてしまうのでは?」

と思ってしまうために、
「断るくらいなら、受けてしまおう」と考えてしまうのです。

特に会社では、上司からのお願いを断ったら昇進に響きそう・・・
と思ってしまいますよね。

でも、「仕事を断らない便利屋のような人」が本当に昇進していますか?
おそらく昇進している人は単純に仕事がが出来る人ですよね。

今回はそんな、断ることが怖い・できない人に向けた記事となっています。
では入っていきましょう!



断らない人は「不幸な人生」を突き進むことになる

人からのお願いを断れない人は、
自分のやりたいことにエネルギーと時間を割けなくなっていきます。

 

頼まれた仕事を断れず、多忙となり自分の睡眠時間を削ってしまったり、
ストレスが溜まって、それを発散する時間がなくどんどん体調が悪化していったり、
「断らない」だけで、「不幸な人生」を送ってしまうんです。

 

信用を失うのが嫌で頼まれたときについ受けてしまうパターンが多いと思います。
でもそんなことを繰り返すと体調を崩してしまい、結局「断る」んですよね。
そしてせっかく任せたのに体調を崩しおって。と上司は怒るんです。

 

それだったら、はじめから無理なものは断れば良いんですよ。
必要なのは断る勇気です。当然、社会人なら断れない仕事もありますよね。
それはもちろん断れないです。もし断ったら上司からブチぎれられます笑

 

断れる願いと断れない願いを判断する必要があります。

断ってもいいお願い

じゃあ何を断ればいいのかというと、

  • 自分のやさしさや気遣いで受けてしまっているお願い
  • 別にいかなくてもいい飲み会
  • 残業
  • バイトのシフト
  • 友達からの頼み
  • お金を貸してくれっていうお願い

などなど。



自分のやさしさや気遣いで受けてしまっているお願い

このパターンは多いと思います。
「申し訳ないけど~お願いしていい?」「ちょっと悪いけど~やっといてくれやん?」
みたいな感じで低い姿勢からお願いされると、ついつい受けてしまいがちですよね。

 

これを断るのはちょっと難しいと感じますけど、そこは心を鬼にして断ってみましょう!
実は向こうはダメもとでお願いしてきているかもしれませんよ?

 

「ごめんなさい、今ちょっと忙しくて。。。」って言うだけで、
「あ、そう。じゃあ他の人に頼むわ」と返ってくるかもしれません。
向こうは誰かに任せられたら別にいいや!っていうスタンスですね。

 

そうなったら、「え、断るのめっちゃ簡単やん」と気づくはず。
実は断るデメリットって、特にないんですよね。
そりゃ何回も断っていたら信用はがた落ちかもしれませんが、
たまに受けてあげるだけで、全然大丈夫だったりします。

 

個人事業主の方もなんでもかんでも引き受けるのはやめましょう。
「仕事を断ったら、仕事が減る」と考えがちですが、それは逆で、
「仕事を断ると仕事が増える」という法則があるんですね。

 

例えば、超人気店のイタリアンレストランがあるとしましょう。
その店は、半年まで予約がいっぱいでそう簡単に食べに行けません
お客が予約をしようにも半年先まで埋まってしまっているので、とれても半年後になりますよね。

 

もうこんなの半分断っているようなものではないですか?
店は「ご来店できるのは半年後になりますがよろしいですか?」って聞く訳ですよね。
そうなればお客は、「じゃあ大丈夫です」or「半年後でもいいのでお願いします!」のどちらかの返答をしますね。

 

どっちの答えの場合でもお客さんの心理状態は、
「人気店でなかなか予約が取れないんだな」と考えていますよね。
これって、予約を断っているはずなのにお客さんの評価は上がってますよね。
そして、そんな人気店ならいつかは食べてみたいと思うはず。

 

こんな風に「仕事を断っても仕事は増える」んですね。
目から鱗が落ちましたでしょうか?笑



別に行かなくてもいい飲み会

なんか無駄だなこの飲み会。。。
っていう飲み会に行ってませんか?
そんなの断っちゃって大丈夫です!

楽しければ全然行ってもらっても大丈夫なんですけど、(ストレス解消になるし)
いやいやで行く飲み会はほんとに行く必要はないです。お金と時間をかなり消費しますし、
飲みすぎたら次の日に残って仕事がしんどくなります。

残業

残業も断りたいですね。
「残業」や「休日出勤」は全く昇進に繋がらないですからね。

 

僕の父親もよく休日出勤にでているんですけど、
給料が増えるという事はないらしいです。いわゆるブラック企業だと思います。
(年中忙しいというわけではないので、少しの間はブラックみたいな感じ。)

 

ただ管理職という立場らしいので、
仕事を終えなければならないという使命感に駆られているんだと思います。
管理職なら部下に任せればいいはずなんですが、性格上任せられないんですよね。

 

僕は養ってもらっている被扶養者ですので、本当に父親に感謝しています。
そんなブラック企業で頑張って働いてくれて、僕を大学生まで育ててくれました。

 

そして、「労働はクソ」ということも学びました。(言葉悪いですが、事実なので笑)
呪術廻戦のナナミンも同じことを言っていたと思います。

やはりこれからの時代、自分で稼ぐスキルを養っていく必要があるんですね。
もっと親のためにも勉強に励みたいと思います。



バイトのシフト

僕はアルバイトをしているんですが、
結構シフトを断ります。

 

バイトの人数もめっちゃ多いという訳ではなく、割とシフトが枯渇しているんですけど、
僕は週に2回というシフトを絶対に変えません。
なぜなら、自分の時間が無くなるのが嫌だからです。


大学生の本分は勉強なので、本を読んだり資格の勉強をしたりするべきですよね。
大学の期間は、二つの分野に集中できると言われています。

 
一番やってはいけないのが「バイトと遊び」の二つに4年をかけてしまう事。
この二つに集中してしまうと、9割9分社会人になったときに後悔するらしいです。

 

なので僕は読書と勉強を頑張りたいと思っています。
僕のビジネスの師匠は大学生活に戻れるとしたら「勉強と勉強」を選択するらしいです。笑
そして、戻れるのなら一億円を余裕で払えるそうです。
それだけ、大学の時間というのは価値があるんですね。

 

アルバイトのシフトを入ってくれ!と店長にせがまれると思いますが、
ぜひ自分の時間を確保するために断ってみましょう!!

友達からの頼み

友達からの頼みも全部受ける必要はありません。
性格が優しい人は頼まれたらなかなか断れないと思います。

 

でも、その人ほんとに大事な友人ですか?ホントに大事だと思う友人なら要件を聞いてあげるべきですが、そこまで親しくもない人なら受ける必要ないですよ。

 

あまり考えたくないですけど、ただ自分が利用されているだけかもしれません。
そんなことないと思いたいですが、可能性は0じゃないですよね。

 

僕はそこまで交友関係が広くなく、親しい友人も15人ほどです。
知り合いを含めればもっといますが、ほとんど会わないので忘れられてるかも。。汗

 

精神科医の樺沢紫苑先生によると、

最近の人はSNSなどを通して、たくさんの知り合いがいるかもしれませんが、15人を超える人と同時に「濃いつながり」を作るのは、心理学的、社会学的に不可能である。

「アウトプット大全」 樺沢紫苑 p78 より引用

ということらしいので、僕はちょうど15人ほどですのでいい感じですね。笑

なので、そこまで親しくない人の願いは聞かなくても良いのではないでしょうか?
たとえ嫌われても、会うこともなかなか無いので大丈夫!!

お金を貸してくれという願い

僕は基本的にお金を貸してくれ!と言われたら、
「返さないで良いよ」と言ってあげることが多いです。

 

もちろん100円とかの少額なので、あげても痛くもないんですけど、
「返さなくていい」と言ったら大体の人は返してくれます。笑
(これ一回やってみて下さい。割りと高確率で返してくれます笑)

 

で、少額ならお金の貸し借りも全然いいんですけど、
問題は高額のお金を貸してくれ!と言われたときです。
もしそれが、ぜんぜん知らないような人だったら当然貸しませんが、
結構仲のいい友人から言われたら、協力したくなりますよね。

 

100万とかならほんとに貸せないので、断ることになりますが、
5万とか現実的に貸せるけど、貸したらまあまあ辛い額の時が一番難しいですよね。

 

基本的にお金を貸してくれ!と言われても「貸さない」のがベストです。
お金の貸し借りはもめ事になりやすいからです。

 
僕「返してくれるって言ったけど、全然返してくれない。。」
あいつ返すつもりないのか?!と思って、「早く返して」と言ったら
相手「いやもうじき返すつもりやったのにそんな催促すんなよ!」といった感じで、
喧嘩になりかねないですから。

 

ちなみに僕は5万くらいなら貸します。(断らんのかい!)
でも少額の時と同じようにあげるつもりで貸します。

 

もし返してくれたらその人は信用出来る人なのでこれからも仲良くしますが、
返してくれなかったら、縁を切りますね。笑
まあ、5万でその人が本当に信用できる人間なのか判別できるのなら僕は安い出費かなと思います。
(友達が減ることになりますけどね。笑)

 

僕けっこうドライだなあ。笑



優先順位を決めておく

るか断らないかを決めるときに、「優先順位」を基準に判断しましょう。

 

家族との時間を優先したい」と考えるのなら、
仕事のお願いをされても、家族を優先したいと考えているので、
即座に断ることができます。

 

そこに迷いの余地はないはずです。もし断ったことによって、
会社での信用が落ちてしまったとしても(そんなことは絶対にないですが笑)、
家に帰れば家族が待ってくれていて、大切な時間を過ごせるのですから。

 

迷わずに断るのもポイントです。少しでも、どうしようかな?という素振りを見せると、
「時間はあるが、やりたくはないので迷っている」という事を相手に伝えているのと同じです。
そういう素振りを見せてしまうと、「なんとかお願い!!」と付け入られてしまうので、
即座に断るようにしましょう!

 

また、「今回だけお願い!!」と一生のお願いみたいに言ってくる人もいますよね。
そういう人はずっと「今回だけ」と言ってきますので、
自分の優先順位と照らし合わせて、断りたい内容ならすぐに断ろう。

まとめ
  • 優先順位を決めて、それにそぐわない願いなら断ろう。
  • 迷わすに断ろう。
  • 「今回だけ」という言葉は一生飛んでくるので、気にせず断ろう。

断りの公式「謝罪(感謝)+理由+断り+代替案」

断りの公式である、「謝罪(感謝)+理由+断り+代替案」を覚えておこう。

例えばこんな感じです。

りくお

申し訳ありません。(謝罪)僕を指名して頂いたのは光栄なのですが、(感謝)
本日、息子が他校で連中試合をしておりその送迎があるため、(理由)
残念ながらお引き受けできません。(断り)
明日は朝から営業がありまして午後は時間が空く予定ですので、代わりにその時ではいかがでしょうか?(代替案)

(この公式は先ほども引用させていただきました「アウトプット大全」の著者である、
樺沢紫苑先生の考案した式となっております。
非常に素晴らしい式だと感じましたので、再び引用させていただきました。)

断るときはただ断るのではなく、
この公式に当てはめて断るといいはずです!

相手にあまり嫌な思いをさせずにやんわり断れるので、おススメです。^^



まとめ

断ることによって自分の時間が確保でき、充実した毎日を送ることが出来るようになります。
でも、仕事を断らずに受け手ばかりでは時間が無くなって体調も崩して、
「不幸な人生」を送ることになってしまいかねません。

 

断るという行為は勇気が必要です。決して簡単なことではありません。
断れない人というのは心が優しいという証拠だと思います。

しかし、そのままではストレスをずっとため込んでしまうので、
心を鬼にして一度断ってみましょう! 案外、断るのって簡単だなってなるはずです。

それでは、良い毎日を送ることをお祈りしております。^^

では!!


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