アウトプットとは?なぜ重要?正しいやり方など解説します!

こんにちは。りくおです。

  • アウトプットは聞いたことあるけどよく知らない
  • なんか重要らしいけど、なぜ重要?
  • 正しいやり方はどうすればいいの?

といった疑問についてこの記事では解説していきたいと思います。

アウトプットとは?

アウトプットとはインプットの反対の言葉でして、
インプットを入力だとすれば、アウトプットは出力といえます。
人間は脳に入れた情報を外に発信することによって、脳の中に深く記憶されるんですね。

 

詳しく説明しますと、
脳に入力された情報は、一度「海馬」というところに仮記憶されます。
その期間は約2~3週間です。その仮保存期間中に何度もその情報を取り出すことで、
脳は重要な情報であると認識し、今度は「側頭葉」という場所で長期記憶されるって感じ。

 

どれくらい取り出せば、脳は重要な情報であると認識してくれるのか?
それは、2週間に3回取り出すのがおおよその目安と言われています。

 

そのアウトプット方法は主に書くことと話すことです。
基本的にはこの二つ。これを3回やると脳にしみこむんですね。

アウトプットは運動。筋肉を動かせ!

書くことと話すことは筋肉を使います。
書くなら手の筋肉を使い、話すなら喉の筋肉を使います。

 

これらを使いながら記憶することを「運動性記憶」と呼び、
「運動性記憶」は一度覚えるとなかなか忘れないのが特徴です。

 

例えば水泳とかもそうですね。
だいたい幼少期にプールに通うなりして、水泳を学ぶと思いますが
その泳ぎ方を大人になって忘れているってことは無いはず。

 

多少は下手くそになっていたりするかもしれませけど、
基本的に大人になってもすいすい泳げるはずです。

 

アウトプットは言うならば、この「運動性記憶」を利用して、
一度インプットした物を長期記憶しちゃおうぜ!
というものです。

成長する人とそうでない人はアウトプットの差だ!

当然ですが、この二人のどちらが成長すると思いますか?

  • 一カ月で10冊の本を読むけど、全くアウトプットしない人
  • 一カ月で3冊しか読まないが、アウトプットは欠かさずにする人

答えはもちろん、後者の
「一カ月で3冊しか読まないが、アウトプットは欠かさずにする人」です。

 

本を読むという行為は、情報収集や勉強をしているわけですから、
読んでいるだけで賢くなっていると思い込んでしまいやすいです。

 

でも、それって実はあまり脳に記憶されていないんですよね。
本を読んでいるという自分に酔っているというか、分かったつもりになっているのです。

 

成長する人とそうでない人はアウトプットの量の差です。
例えば、英単語の暗記でも、書きながら覚えるしゃべりながら覚えることで記憶に定着します。
暗記は教科書を読む、目で見るといった「意味記憶」を使って記憶する人が多いですが、意味記憶は覚えにくく忘れやすいのが特徴です。

 

最近の暗記法として、しゃべりながら読むのが推奨されていますね。
あれは結構おススメです。運動性記憶を利用していますしね。
ほんとは書きながらしゃべりながら覚えるのがベストなんですが、書きながら覚えるのは時間がかかってしまい効率が悪いですから、しゃべる+目で見るの二つで大丈夫です。

入力・出力で螺旋階段を上るように成長しよう

インプットとアウトプットは必ずセットにしましょう。
インプットをしたら、アウトプットをする。アウトプットをしたらインプットをする。
どんどんそれを繰り返すことで人は成長していきます。

インプットとアウトプットを繰り返す。
これこそが究極の勉強法・学習法である。
これを私は「成長の螺旋階段の法則」と呼んでいます。

アウトプット大全 精神科医 樺沢紫苑

精神科医である樺沢氏は、
インプットとアウトプットを繰り返し徐々に成長していることを「螺旋階段」に例えています。
一巡するたびに少しずつ上がっていくのが確かに螺旋階段の構造と似ていますよね。
めっちゃいい例えだな!と思いまして、引用させていただきました笑

 

ただ、螺旋階段のように上に登っていくためにはもう一つ意識しなければならないことがあります。
それは、「フィードバック」をすることです。

フィードバックとは

アウトプットによって得られた結果を振り返って、どこが良かったのか・どこが悪かったのかを考え、次のインプットに修正を加えるというもの。

例えば、本を読んでそれをアウトプットする際に

  • 内容がいまいち思い出せない。すぐに出てこない。
  • いろんな情報をインプットしすぎて、まとめられない。

といった状態になってしまった場合は、おそらく「インプット過多」です。
一気に情報を入れすぎて、逆に思い出せないみたいな感じ。

 

この問題のフィードバックは「情報をインプットしすぎた」という事でしょう。
なら改善策は「インプットの量を減らして、アウトプットの回数を増やすこと」ですよね。
こんな感じにフィードバックを考えて、次のインプットに活かしていくことで、
螺旋階段を上るように成長できるのです!

インプット:アウトプット=3:7

インプットとアウトプットをどのくらいの比率で行っていますか?
と聞かれたときに多くの人は「インプットが7でアウトプットが3」と答えます。
多少のずれはあれど、インプットの割合が大きいと答える方がほとんどなんですね。

 

しかし、精神科医の樺沢氏によると黄金比は
「インプットが3でアウトプットが7」
アウトプットの比率の方が高いと自信の著書で述べています。

 

多くの人が「インプット過多/アウトプット不足」に陥ってしまい、
勉強しているのに成長しないのだそうです。

 

個人的には正直ケースバイケースだと思っています。笑
僕みたいにブログで情報発信する人は、インプットがかなり重要になってきますので
最低でも4か5は必要かなと感じます。(個人的意見です!)

 

でも、学校の勉強とかは樺沢氏の仰ると通りで、教科書を読みこむというよりかは、
過去問をやったり問題を解きまくってアウトプットの量を増やすのがいいと思います。

まとめ

  • アウトプットをすると情報が脳に長期記憶される。
  • アウトプットをする人としない人では雲泥の差ができる。
  • フィードバックをして成長という螺旋階段を駆け上がれ!

アウトプットを続けていると、不思議とだんだん楽しくなってきます。
情報を集めて発信することにハマっちゃうんですね。

ブログをしている人でもそういう人は多いです。
ブログをアウトプットする場にしたら人生がなんか楽しくなった!!という人も見ます。

成功を収めたいならアウトプットは不可欠です。
楽しんでアウトプットできる人間はこの上なく強くなれます。

ぜひみなさんもアウトプットを日常に盛り込んでみてくださいね。^^
では!!


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