【一緒に学ぼう】販売士検定3級勉強ノートその2(小売業の役割)



こんにちは!りくおです!

今回は前回に引き続き「販売士検定ノート」を書いていきます。

今回の内容は、「小売業の役割」です。

流通経路上の小売業の役割



アソートメント機能

流通過程において小売業は「アソートメント機能」を担っています。
アソートメント機能とは、顧客の求める商品を仕入れて、適切な品ぞろえと組み合わせを考え、魅力的な売り場を作ることを指します。

 

売り場づくりをコーディネートして、その店舗のファンを作るのが目的ですね。
やはり、いつ行っても同じような商品とか古い商品しか売っていない店と
いつ行っても新しい商品を取り扱っていたり、人気商品が在庫切れになりにくい店では、
後者の方が圧倒的にファンが付きますよね。

 

そもそも企業の一番目的って「ファンを作ること」なんですね。
どの企業でもそうです。メーカーも小売業も自社のファンを作ろうと模索しています。

 

なぜ、ファンを作ることがそんなに重要なのかというと
ファンを作れば、広告を打たなくても、商品が勝手に売れていくからなんですね。

 

これって企業からするとめちゃくちゃ得で、商品販売においてのコストを削減できるわけで、
コストを削減できれば必然的に粗利は増加します。(粗利=売上高-コスト)

 

ですので、企業はファンを作ることに必死なんです。
となるとこの「アソートメント機能」というのは非常位に重要な役割であることがわかりますね^^



店舗での対応

  1. 小分け販売
  2. 分散立地販売
  3. 消費者の非計画的購買に対応
  4. 参加型の購買の促進

店舗での小売業の役割はこれらが挙げられます。

 

店舗で販売することによって消費者への小分け販売を可能にしています。
また、立地を分散させて、広範囲に消費者へ商品を届けられるのも特徴です。

 

そして、「消費者の非計画的購買に対応」とありますが、これがかなり重要でして、
非計画的購買というのはつまり衝動買いの事です。

 

人間が購入するモノというのは、9割が衝動買いによるものだと言われています。
それもそうで、みなさんも「○○が欲しいから行く」と考え、スーパーやコンビニに行きますが、
結局それ以外の物も何となく買ってしまったというケースはも何度も体験してらっしゃるはず。

 

そのなんとなく買ってしまったものが、非計画的購買なのです。
店舗がなければ衝動買いは出来ませんので、これも大事な小売業の店舗の役割ですね。

価格調整機能

小売業は、小売業間の競争状態や地域の生活水準を勘案して、
地域が求める適正価格(値ごろ価格)で販売するといった「価格調整機能」の役割も担っている。

 

富裕層がたくさん住んでいるような街に低価格スーパーは需要がありませんし、
あまり裕福ではないような地域に高級スーパーを作っても売れずにつぶれてしまう
でしょうから、
その地域に根差した価格の店舗を作る必要があるんですね。

快適性の提供機能

消費者が購買を楽しめるような快適な売り場を作らなくてはいけません
従来では、メーカー中心の業種別、商品構成の売り場づくりを取り入れていたため、
消費者にとって、訴求力を欠く売り場となっていました。

 

ですが、近年はショウヒシャノライフスタイルを中心としたアソートメントした売り場を作るのが主流となっていますので、消費者にとって魅力的な売り場づくりが求められます。

 

小売業も消費者から商品を買ってもらうために必死なのです!!



PB商品とNB商品

PB商品とは

流通業者や商業者が独自に考えて、メーカーに生産を委託して作る商品。
セブンプレミアムとかファミマのお母さん食堂など。

NB商品とは

メーカーが作り出した商品。
コカコーラ社が作っている、「コカコーラ」とか、日清の「カップヌードル」など。

ちなみに小売業はどのような商品がどれくらい売れたかという情報をPOSシステムから読み取ることが出来ますので、消費者のニーズに沿った商品を作ることが出来ます。
なので、PB商品はNB商品に比べて売れやすいと言えます。

しかしながら、NB商品にはブランド力がありますので、結局はともに売れ続けるという訳です。
新規参集が非常に難しいですね。

終わりに

今回は小売店の役割と言ったところを見ていきました。
小売店は流通過程において非常に重要な役割を持っていることが分かりましたね!
次は「組織小売業」についてのテーマに入っていきますので、是非読んでみてね!

では!!





コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です