こんにちは。りくおです。
今回でマーケティング実践編第5弾となります。
まだ、このシリーズを読んでいない方は下のリンクから飛んでください^^
そして今回取り扱うテーマは「プラットホームビジネス」というもの。
最近このビジネスが増えてきてまして、よく話題にされる「Uber Eats」も、
このプラットホームビジネスであるとされています。
マーケティングをするうえではこのビジネスを押さえておく必要がありますし、
今後増えてくるビジネスモデルなので、絶対に覚えておくべきです!!
では早速、本題に入っていきましょう!!
そもそもプラットホームビジネスって何??
ちょっと難しいですよね!!笑
分かりやすく「Uber Eats」の具体例を出して説明してみます。
Uber Eatsってそもそもは、
コロナの影響もあって外に出られない。。。
でもご飯は食べないといけないし、どうしようーーー(;一_一)
お客さんに来て欲しいけど、時短営業もしないといけない。。
コロナのせいで売り上げが伸びないよーーー(T_T)/~~~
という二つの需要を引き合わせるために、
自身がプラットホームとなり、両者にwin-winの関係を作ったビジネスなんですね。
- 外出自粛による出前需要の増加
- それによる飲食店の店舗内飲食の頻度減少
この二つを「配達」によって救済した、このコロナ禍に合致したビジネスモデルです。
当然ながら、この時代にマッチしているので売り上げは伸び、知名度も爆上がりし、
消費者に「出前と言えば、ウーバー」ということを刷り込むことに成功したわけです。
プラットホームビジネスの特徴
簡潔に言うと、
- 急速に成長できる
- 一人勝ちしやすい
- 逆に一人勝ちが突然くつがえされやすい
急速に成長できる
まず一つ目は「急速に成長できる」ということ。
先程、「Uber Eats」の例を出しましたね。
「Uber Eats」はこのコロナ禍にさっそうと現れ、いつの間にか僕たち日本人のほとんどが知っているビジネスへと成長しましたよね?
プラットホームビジネスはこの急速成長できるという点が特徴です。
一人勝ちしやすい
一人勝ちというのは、市場を占有している状態の事を言いまして、
よく例に挙げられるのは、「コカ・コーラ」です。
コカコーラは、コーラ市場を完全に占有していますよね。
コーラと言えば、ほとんどの人がコカコーラを思い浮かべるはずです。
一応ペプシコーラも有名ですが、コカコーラには圧倒的に知名度・売上で負けています。
ちなみに配達業界は「Uber Eats」の一人勝ち状態ですね。
これは一つ目の「急速に成長できる」という話と近くなるんですが、
急速成長することによって、一気にライバルを寄せ付けることなく市場を占有できるのです。
しかし、プラットホームビジネスはそう簡単に市場を占有した状態でいさせてもらえません。。
一人勝ち状態がくつがえされやすい
この特徴もプラットホームビジネスならではだと感じます。
そもそも、プラットホームビジネスって市場参入が比較的簡単で初期費用もさほど必要ないんですね。
また、「Uber Eats」の話になるんですけど、
「Uber Eats」って資産が圧倒的に少ないんですね。せいぜいアプリぐらいです。
資産というのは、お金や貴重品だけのことを指すのではなく、モノや建物も資産の一つなんです。
「Uber Eats」で使用される自転車・カバンは働いている人の負担でして、「Uber Eats」側の所有物ではないんですね。
つまり資産が少なくても参入できてしまうという事で、あらゆる企業がこの配達ビジネスに手を伸ばしてきている訳です。
最近でいうと、foodpandaなどがそうですね。
CMにもタレントの渡辺直美さんを起用するなど、力も入れています。
プラットホームビジネスは本当にくつがえされやすいので、もし新しい市場に参入を考えている企業さんがいれば、僕は配達市場に参入することをおすすめします^^
また、コカ・コーラはプラットホームビジネスではないため、
ライバル商品のペプシコーラに市場を奪われることはまずありません。
ここ何十年も一位を独走していることが何よりの証拠ですね!!
さいごに
いやはや「Uber Eats」は本当にいいタイミングで配達市場に参入しましたよね。
プラットホームビジネスは市場を覆されやすいとはいえ、なかなか倒すのは厳しいかもしれません笑
なぜこんないいビジネスをこのコロナのタイミングでつく出せたのか?というと、
「Uber Eats」の原型が、「自動車で移動したい人と自動車に誰かを乗せてお金を稼ぎたい人を繋ぐ」というビジネスモデルをアメリカでコロナ以前から行っていたんですね。
だからそれをちょっと改変して、
今のモデルをすぐに作り上げることが出来たんだと思います。
にしてもアメリカはすごいですね。
普通、知らない人の車に乗りたいとは思いませんからね笑
では今回はここまでです!
最後まで読んでいただきありがとうございました!!!
企業と消費者を繋ぎ、両者にとってwin-winの関係を築いて、その両方から利用料をいただくビジネス。自分自身がプラットホームとなって企業と消費者の間をつなぐことから、プラットホームビジネスと呼ばれている。